指さし会話帳イラストレーターここだけの話:ファンブック制作日誌Vol.4


こちらの記事の内容は、2024/4/16に達成した下記のクラウドファンディングにおいて、
支援者の方へ配信しているメルマガの内容の転載となります。

旅先や相手の言葉を話す楽しさを伝え続けたい!「指さし会話帳」初のファンブック
https://camp-fire.jp/projects/717211

ファンブックの制作過程をより多くの方に楽しんでいただくため、
メルマガ配信後にブログで公開しております。

コップクンカップ!(タイ語でこんにちは)

ゆびさしファンブックプロジェクト・ご報告担当のネルソンです。
指さしファンブック制作日誌、第4回です。

ファンブック制作の台割(設計図)が固まるや否や、怒涛のごとく取材や執筆が進んでいます。少し裏側の話をすると、書籍制作、リターン実行、支援者報告、クラファンに関わる3チームが同じチャットでやりとりしているのですが、制作のやりとりを見ていると特等席でスポーツ観戦をしている気分です。案外、この特等席もリターンにしてよかったかもしれません。

さぁ、さぁ、先日はイタリアの素敵な贈り物が!
指さし会話帳編集長、細川さんよりお送りいただきます。

【1.イタリアの著者からパスタが届きました!】

細川よりご報告いたします!

お土産選びが進行しています。8月中に品目を決定しようと、台湾、ドイツ、メキシコ、インドネシアの著者さんたちと調整中です。クラファン実施中に(CAMPFIRE上で食品系のリターンはその旨を明記する必要があったため)「イタリアについてはパスタ」とお伝えしていました。

「指さし会話帳イタリア版」の著者、堀込玲(ほりこみ・れい)さんは、イタリア関連貿易会社、食品会社などを経て、現在イタリアブランドの日本でのPR活動を仕事にされて、活躍中です。


▲堀込さんが手掛けられた「指さし会話帳イタリア版」

今回、扱っているパスタのブランド「ラ・モリサーナ」の製品を、無償で提供してくださいました!オフィスにパスタが届いたので、その4種類を紹介させてください。

それぞれのパスタの特徴をお伝えします。

1)リガトーニ
大きなマカロニのようなショートパスタ。おすすめの食べ方は、カルボナーラで。

2)スパゲッティ1.7mm
おすすめの食べ方は、トマトソースやボロネーゼ(ミートソース)で。

3)スパゲッティ1.9mm
ぜいたくな食感を味わえるスパゲッティ。太さの違いで変わる味わいが楽しめます。おすすめの食べ方は、1.7mmと同じ。

4)リングイネ(2袋)
断面が楕円形のロングパスタ。おすすめの食べ方は、ジェノベーゼ(バジルペースト)で。

もちろん、どのパスタも、おすすめ以外のソースでもおいしいです!

実は、私も、堀込さんからラ・モリサーナのパスタをもらって(編集者の役得です(笑))、いただいたことがあるのですが、むちゃ美味しいです。とくに、細川個人で好きなのはリングイネ。どっしりめのミートソースで食べると最高に美味しいです。

なお、リターンを選び損ねたという方は、下記のリンクから購入できます。

ラ・モリサーナのパスタ(amazon販売ページ)

また、ほかの国々(インドネシア、ドイツ、台湾、メキシコ)からもとても良いものが選ばれつつあります。「こんなに、すごいのになるなら、自分も応募してもよかったかも」と、少し後悔しながら、著者のみなさんと連絡をとっています!


またご報告していきます。

【2. 指さしイラストレーター・ここだけの話】

再び、ご報告担当の水嶋です!

指さし会話帳には欠かせないイラスト。多くのイラストレーターさんにお願いしてきましたが、最も早くから一緒に作って来た方がムロフシカエさん。


▲ファンも多い、ムロフシさんのイラスト。

ファンブックでもご協力いただくため、細川さんがムロフシさんのオフィスに伺いました。棚には指さし会話帳と関連アイテムがびっしり!写真を見た田村社長は「うちのオフィスよりも多いかも」とのこと。


▲左:ムロフシさんの生原稿/右:指さし会話帳など関連商品だけ集めた棚

下の写真は、細川さんとムロフシさんとのやりとりの中で出てきたという、色が塗られた紙。よく見ると、「肌の色」「肉の色」と書かれています。これはムロフシさんが指さし会話帳のイラストを描くときによく使っていたペンということでした。


「ムロフシさんがペンで色を塗っていくとたちまち料理に見える」と、まるで魔法を見たかのように話す細川さん。それにしても、「肉の色」は人生で聞いたことがあるようでない単語で、新鮮でした。

【3.あの頃を振り返る!指さし社員OB・OG座談会】

1998年に誕生した指さし会話帳は、とくに2000年代に数多くのシリーズを世に送り出しました。今回、ファンブックに掲載する企画として、当時を知る元社員の方を招いて座談会を開催。

ここからは、細川編集長とともに座談会を開催した、ファンブックの編集者の佐藤暁子(あきこ)さんにバトンタッチ!暁子さん、よろしくお願いします~!

佐藤より報告します。

座談会では、2000年代前半に情報センター出版局に入社し、営業部として活躍された今岡さんと池辺さんにお越しいただきました。ちなみに私も元社員なので、お二人はかつての同僚になります。

お二人の入社時は、「どんどん新しいタイトルを作って売っていこう」という気運に溢れていました。そこで今岡さんは、書店のほか、指さしのコンテンツの法人向け販売も担当。池辺さんは、書店を中心に営業されていました。

池辺さんが思い出深く語るのは、日本の空の玄関口でもある成田空港での営業。空港内には複数の書店があり、営業は1日仕事だったそうですが、売上はとても好調で、売れ筋ランキングにも指さし会話帳がランクインするほど。海外旅行に行く直前に空港で買われた方が多かったのかもしれません。

また、同じ頃に盛り上がりを見せていた代々木公園でのタイフェスティバルやベトナムフェスティバルなどにブース出展するなど、様々な角度から営業活動を行い、指さしの認知を上げていきました。

「指さしというクオリティの高い本を売るのは楽しかった」と語るお二人の言葉が印象的でした。こちらの座談会の様子は、もちろんファンブックに収録。お楽しみに!

【ご意見お待ちしてます】

第4回の配信は以上です!

このプロジェクトを立ち上げた背景には、「指さし会話帳を使ってくれたみなさまとつながりたい」という想いがありました。ファンブックで25年間を振り返ることはとても意義のあることですが、一方で、これを機につながることも私たちの願いです。

ファンブック制作に関わることだけでなく、指さし会話帳の制作現場について知りたいことや、みなさんの興味や想いなどを、自由にお寄せいただけるとうれしいです。

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ではでは!

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