ネパールの「シンガ温泉」
~ネパールの「シンガ温泉」(シンガ タトパ二(Singa Tatopani))をご紹介します~
情報センター出版局のTです。
先日、指さし会話帳の愛読者という、青年海外協力隊員のSさんからご連絡をいただきました。
活動の内容を広めたいとのことでしたので、
ネパールの「シンガ温泉」(シンガ タトパ二(Singa Tatopani))についての原稿を書いていただきました。
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皆さんこんにちは。ネパールで活動する青年海外協力隊員のSです。
ネパールというとトレッキングというイメージが強いかも知れませんが、実は温泉もあります。
トレッキングや観光で疲れた体を温泉で癒せたら最高ですよね。
今日はネパールの温泉のひとつ、シンガ温泉を紹介します。
場所と行き方
首都カトマンズから第2の都市ポカラへ。
そこからさらに西へ90km車で4時間ベニ到着後、ミャグディ川沿いを9km、車で40分のところにあります。
ジョムソン街道へ行く途中にベニで1泊、またはダウラギリトレッキングへ行く際に立ち寄れる温泉です。
入り方
湯治場として人々から愛されており、シーズンには1日に約300人がネパール全土から訪れます。硫黄泉の温泉はリウマチや関節痛、皮膚病に良いとされています。
日本と違って服を着て入り、温泉に浸かった後、温泉から出て毛布をかぶり汗を出す、の繰り返しを行います。温泉は飲むこともでき、体の中からもぽかぽかに。シーズンは男女入れ替え制となるので、時間が来ると川沿いの湧き出ている温泉を使って体を洗います。
プライベートルームといつでも入れる温泉
シーズン中は男女入れ替え制になるため、時間によっては入れない、ということもあります。それを解消しようと、新たにプライベートルーム、営業時間であればいつでも入れる温泉が出来ました。
値段
1日券50ルピー(2日券100ルピー、3日券150ルピー、4日以上300ルピー)
プライベートルーム…1時間200ルピー
いつでも入れる温泉…2時間100ルピー
掃除事情
温泉の営業時間は朝6時から夕方4時半まで。
その後トイレや周辺の掃除を行い、温泉のお湯を全て出し掃除をし、翌日のためにお湯を入れます。
湧き出る温泉が多くないため12時間かけてお湯をためます。
周辺のバザール
温泉の周辺には2つのバザールがあり、両方にレストランやホテルがあります。
多くの人が1週間から2週間滞在するため、自炊することも可能です。
今回はシンガ温泉を紹介しましたが、ネパールにはまだまだ温泉があります。
ネパールへ来た際にはぜひ疲れた体を温泉で癒して下さい。