インドネシアのトイレ「しゃがむ」と「座る」
「旅の指さし会話帳・インドネシア」の著者、武部です。
5月は「トイレ」をテーマに投稿を集めるということなので、
インドネシアの「トイレ」話、続編です。
インドネシアのトイレにも、しゃがむ方式(jongkok)と洋式(duduk=座る)があります。
【しゃがむ方式】
【洋式】
洋式は時に便座がなかったり、あっても足跡がついていたり、びしょ濡れだったりすることがけっこうあるので、個人的にはしゃがむ方が選べるときはそっちがいいと思ってます。
が、トイレで並んでいるときにしゃがむ方が空くと「座るほうがいい」とパスする女性は多いです。
もともとしゃがむ方が多かったはずなのに、しんどいんでしょうか。
びしょ濡れなのは、おしりを水で洗うからです。
便座にウォシュレットみたいなおしりシャワーがついている場合と、横にバケツや水ためと手桶がある場合とがあります。
それでも最近、都市部ではトイレットペーパーを常備したトイレが増えてきました。
おしりを水で洗ってから、紙で拭うということだと思います
(それまでは持参のティッシュ―で拭うか、あるいは湿っぽいのをガマンしつつの自然乾燥)。
便座に足跡がついているのは、そこに靴のまま上がってしゃがむからです。
よって、「便座にしゃがまないでください」という注意書きのあるトイレはまだたくさん見られます。
大胆に床にしゃがみこんでいるおかっぱちゃんの絵を見つけたときは、自分の目を疑いましたけどね。