インドネシアの「アヒル肉のビーフン」
「旅の指さし会話帳・インドネシア」の著者、武部洋子です。
最近、週末は早起きをしてランニングをしています。
日本もここのところすでに猛暑のようですが、ジャカルタも当然、ちょっとでも寝坊をしたら暑くて走れたものではありません。まだ薄暗いうちから家を出て、何キロかゆっくり走ったあとの最終目的地は市場。
その日の料理をするための、新鮮な野菜の買い出しです。
でも、なによりの楽しみは朝ごはん。
私の定番は、ある店の豚まんだったんですが、最近にぎわいすぎて注文もなかなかできなくなってしまいました。
そこで別のところを探していて、なんとなく入ったお店で試したアヒル肉ビーフンが大ヒット!もうおいしくておいしくて。
この写真を見た友人たちからは、ベトナム?タイ?と聞かれましたが、ここには「メダン(北スマトラ)料理」と看板が出ています。ジャカルタのどこでも食べられるというメニューではありません。
料理の名前はインドネシア語で、bihun bebek(ビーフン ベベッ)と言います。
ビーフンは日本のビーフンと同じもの。米の粉でできた麺です。
ベベッはアヒル。インドネシアでは非常にポピュラーな食材です。
写真からも伝わるかと思いますが、肉がぷりっぷり。アヒル肉は鶏肉より歯ごたえがあります。
ビーフンもコシが強く、スープはなんと薬膳風味。ほかにも見たことのないメニューがあったので、また行かなきゃ。
毎週末の楽しみが増えました!
編集部より:
武部さんの住む北ジャカルタの住宅街は、「おいしいものが多いことで有名」とのこと。そのおいしい朝ごはんについての記事も、書かれています。 ぜひ併せてお読みください。
https://traveloco.jp/kaigaizine/breakfast-indonesia