マレーシアの新しい鉄道網

指さし会話帳、編集のHです。

『旅の指さし会話帳マレーシア』[第二版]の重版がかかりました。今回の重版で第9刷となります。2018年8月下旬に刷りあがる予定です。

 

●スバン空港への路線開通

今回の重版で変更となったのはKTM(マレーシア国鉄)の新路線の追加です。

クアラルンプール近郊のスバン空港への路線が開通し、クアラルンプール中央駅からの直通列車も運行が開始されました。

直通列車の名前はSkypark Linkです。

 

スバン空港はかつてはクアラルンプールの国際空港でしたが、1998年にKLIA(クアラルンプール国際空港)が開業してからは主に国内線のプロペラ機の空港として使われています。

ただし、シンガポールやペナン、東海岸のコタバルなどへの便があるので、『旅の指さし会話帳マレーシア』著者の戸加里康子さんも、よく利用するそうです。

 

●充実する都市交通網

クアラルンプールはこの10年ほどで地下鉄、モノレール、LRT、コミューター等の都市交通機関が飛躍的に充実しました。

そこで、YouTubeの動画をいくつか探してみました。

 

1)開通したばかり! スバン空港への路線の動画

なんてことのない動画ですが、ときどき映るマレーシアの街や人の様子が楽しいです。この動画を見てみると、駅から空港までは結構歩くようです。

 

2)スバンジャヤからクアラルンプール中心街へ、LRTの動画

LRTでスバン空港の近く、スバンジャヤから、クアラルプール中央駅を通って、マスジットジャメ駅まで行く動画です。

動画の最後のほうは、クアラルンプールの中心部。東京でいえば、日比谷公園、東京駅、二重橋のあたりを通っているような景色を見られます。

(5:46クアラルプール駅の古い駅舎、6:05ダヤブミ・コンプレックスなどが見られます)

 

3)スバンジャヤから逆方向へ、LRTの動画

LRTで、2と逆の方向へ行く動画です。新しく開発された街が多いので、東京や大阪の湾岸のような人工的な感じの街並みが続きます。

 

最後に)動画を投稿した人

2、3の動画は、重版の修正作業の途中でたまたま発見したものですが、投稿者は同じで、どうやらインドネシアの若い人のようです。インドネシアからマレーシアに来て、こういったマニアックな動画を撮影する、そういう人がいる時代なのですね。

 

ここで朗報!

『旅の指さし会話帳マレーシア』[第二版]の著者、戸加里さんがマレーシア滞在中のため、このSkyparkLinkがどんなものか、見にいってくれました。

現地レポートはこちら!!▼

マレーシア、クアラルンプールの空港駅レポート >


旅の指さし会話帳15マレーシア(マレーシア語)[第2版]

旅の指さし会話帳15マレーシア(マレーシア語)[第2版]

著者:戸加里康子
イラスト:おおのきよみ
サイズ:A5並製

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