とびっきりシカゴ 2[たびYubiガイド] 街並そのものがまさに芸術!高層ビル群が描き出す夜景に感動!
摩天楼と言えばニューヨークを連想しがちだけど、実はシカゴこそが摩天楼発祥の地であり、今でもニューヨークに負けず劣らずな高層ビル群で人々を魅了している。そこでシカゴの魅力に迫るシリーズ2回目はシカゴ建築にスポットを当ててお届け!
「摩天楼発祥の地」を言われるシカゴには多くの高層ビルが建ち並んでいる。そもそもシカゴで摩天楼が生まれる切っ掛けとなったのは、1871年に発生した「シカゴ大火」だ。1万7400軒を超える建造物が全焼したこの大火事により、公共施設や住宅が灰と化した。しかし復興を目指した街では建設ラッシュが始まり、その結果、フランク・ロイド・ライトなど才能溢れる建築家に活躍の場が与えられることになったのだ。
そして1884年、「アメリカ高層建築の父」と言われるウィリアム・ル・バロン・ジェニーが設計した54.9メートルの「ホーム・インシュアランス・ビル」が建てられ、これが高層ビルの先駆けとなった。
その後、時代の流れとともに超高層ビルや個性的なビルが次々と建造されるようになり、「ジョン・ハンコック・センター」や「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」は今ではシカゴの街のシンボルだ。
数多い高層ビルの中でも有名なのは「ウィリス・タワー」。高さ442メートル(アンテナを含めると527メートル!)、110階建てのこのビルは、1973年の竣工当時は世界一の高さ、現在でも世界10位の高さを誇る。
同ビルの103階には「スカイデッキ」があり、シカゴの景色を一望することが可能。またスカイデッキから突き出た形で設置された全面ガラス張りの展望室「ザ・レッジ」に入ると、まるで空中を歩いているかのような錯覚を味わえる!
スカイデッキに上って絶景や夜景を楽しむも良し、地上から見上げてビルの迫力を味わうも良し。とにかくシカゴに訪れたら、高層ビルの風景をいろいろな角度から満喫しよう!
また、シカゴにはフランク・ロイド・ライトがデザインした歴史的建造物「ロビー邸」、アメリカで一番の大きさを誇る「ハロルド ワシントン図書館」など、魅力的な建造物があちこちにある。街を歩けば多くの建物に魅了されてしまうはずだ!
ウィリス・タワー・スカイデッキ/Willis Tower Skydeck
- 公式サイト https://www.theskydeck.com/
- 住所 233 S. Wacker Dr.,Chicago,IL 60606
- 営業時間 9時~22時(10月~3月は10時~20時)
ジョン・ハンコック・センター/John Hancock Center
- 住所 875 N Michigan Ave.,Chicago,IL 60611
トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー/
Trump International Hotel&Tower
- 住所 401 N. Wabash Ave.,Chicago,IL 60611
ロビー邸/Robie House
- 公式サイト https://www.flwright.org/visit/robiehouse
- 住所 5757 S Woodlawn Ave Chicago, IL 60637
- 開館時間 10時30分~15時
- 休館日 火曜日・水曜日
ハロルド・ワシントン図書館/Harold Washington Library Center
- 公式サイト https://www.chipublib.org/locations/15/
- 住所 400 South State Street Chicago, IL 60605
- 営業時間 9時~21時(月曜~木曜)、9時~17時(金曜~土曜)、13時~17時(日曜)
次回の とびっきりシカゴはスポーツの街・シカゴをご紹介!!