英語が苦手でも「Welcome!」と言うために
指さし編集部のHです。
●野菜の名前を英語で言えますか?
皆さん、ピーマンを英語で言えますか?
私は残念ながら全然わからず、
peeman?
と思って検索してみたら全然違う画像が出てきました(興味がある人はこちら)。
ピーマンは調べてみたら「sweet pepper」と言うんですね!
ペッパーは唐辛子なので「甘い唐辛子」? つまり「唐辛子の辛くないやつ」ってことだなと理解しました。
では「なす」は? 「きゅうり」は? 「こんにゃく」は?
こういった言葉が収められているのが、
『食べる指さし会話帳 JAPANESE FOOD』です。
「なす」はegg(卵)で始まっていて驚きます。確かに卵っぽい形かも。
「きゅうり」のキューカンバーはこの中では一番知られているかもしれません。昔習ったことがあるような、、、
「こんにゃく」はなんとデビルズタン! 悪魔の舌という意味ですね。この言葉で「こんにゃく」のことを知ったら、かなり引くかも。いや逆に、一度食べてみたいと思う人も多いかも知れません!
●日本語が話せるお客さんだけ「ようこそ?」
この話題を書いたのは、ある日本の飲食店の貼り紙が、社内で話題となったからです。
「日本語を話せますか?
私たちは英語が話せません。
メニューは日本語だけです。
→日本語を話せる人はようこそ。
→日本語を話せない人はごめんなさい。」
この貼り紙を紹介するツイートに、多くの外国人がいろんな意見をリツイートしています。
What?
“Japanese Only” is evolving! #japan pic.twitter.com/fDjut9VjHj— james W. (@AltInsiderFY) July 3, 2018
外国人のお客さんの対応で、いろいろな苦労があったお店なのかもしれません。でも、英語が話せないとしても、何かよい方法があればよいなと感じました。
Can you speak Japanese?(日本語話せますか?)
We can’t speak English.(私たちは英語が話せません)
Menu is Japanese Only.(メニューは日本語だけです)
→But we try. Welcome!(でも頑張ってみます。いらっしゃいませ!)
となるとよいですね。
●指さし会話帳が出来ること
指さし会話帳のシリーズには、日本を旅行する人向けの本や、外国人対応の本もあります。そういった本は、外国人のお客様を迎える方達のお力になれるはずです。
たとえば先に挙げた、日本の料理を紹介する『食べる指さし会話帳 JAPANESE FOOD』であれば、寿司ネタや天ぷらの食材、地方の有名な料理、牛・豚・鶏肉の部位、丼物やラーメンのバリエーション等々、様々な料理や食材を紹介しています。
英語で説明できたら、楽しいですよ!
日本の食事マナーについての説明もあります。
こういったページは、外国人を日本のお店にご案内するときにも、使えるかもしれません。
また、外国人のお客様を接客するための本、『接客指さし 4ヶ国語会話帳[飲食業編]』もあります。
「ご予約はいただいていますか?」が「Do you have a reservation? ドゥユーハヴァレザヴェーション」
「ご案内いたします」が「This way please. ジスウェイプリーズ」
こういった、すぐに使える言葉が用意されています。
●話せばなんとかなる
この数年弊社では、いろいろな企業様・自治体様からの依頼を受けて、外国人のお客様対応用の指さし会話帳も作っています。
制作の中で、現場の方の意見をうかがうことも多いですが、皆さん、指さし会話帳を使いつつ、身ぶり手ぶりもまじえて、果敢に会話をされているようです。
そして実際に話した方からは、「話せばなんとかなりますよ」という感想も多くうかがいます。
指さし会話帳は語学が苦手な方でも、海外旅行先で「いきなり会話できる」ようにするために、様々なノウハウを培ってきました。
そういったノウハウを、こういったインバウンド向けの商品に役立てています。指さし会話帳が外国人のお客様を迎える現場の方達のお役に立てば幸いです。
*企業向けの指さしについてはこちらをご覧ください。(え! この企業も! という導入実績があります!)